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うぇるちまんのお遍路日記 八日目

今日の一句
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うぇるちまんです。

最終日でした。

ラストウォーク

15日の卒業式までに帰らないといけないことを考えると二四番札所がある室戸までいくのは諦めるしかありません。

というわけでJRの駅がある限界までいくことにし、阿波海南を目的地のしました。

二十三番札所薬王寺からは28キロぐらいです。

次回はここからスタートになるわけですね。

二十三番札所 薬王寺

まずは宿から歩いて10分ほどの薬王寺へ向かいます。

なんかデカかったです。

ほかのお寺ってだいたいこじんまりしてるんですが、堂々たる門構え。

温泉もってるだけあるね。

いつもどおりお参りしてたら、梅本さん(仮)に「お参りの仕方がしっかりしてる」と褒められました。

梅本さんは般若心経読むだけみたいです。

言われてみれば道中のお寺でも般若心経だけの人が多かったような気がします。

ガチで全部読経してる人は意外と少ないんでしょうか。

納経を書いてもらってお寺から出るときに、二日前の宿で一緒だったおじいちゃん2人組に遭遇しました。

梅本さんも一緒だったのでちょっとおしゃべりして別れました。

お宿へ

ここからはひたすら歩くだけです。

二十三番から二十四番は80キロ近くあるのでみんな2,3日かけて歩きます。

国道沿いをひたすらウォーク。

話すこともないので黙々と歩きます。

途中で梅本さんが歩道を踏み外してコケたときはまじで焦りました。

たまたま車が来てなかったタイミングだったので良かったですが、車が通っていたらと考えるとゾッとします。

そのあとは梅本さんが転んだりしないよう細心の注意をはらって歩いていたのでとても精神的につかれました。

歩くこと29キロ。

時間にして7時間半。

なんとか宿につきました。

今日の宿は「宿 かいふ」

まあ普通の民宿です。

朝晩つきで8000円。妥当かな。

洗濯機がタダなのがとてもありがたかったです。

乾燥機は30分100円。

ご主人がとても親切で梅本さんの明日の宿の相談に乗ってくれたり、僕が明日大阪まで帰ることを聞くと、室戸から大阪に出てる高速バスが近くのバス停にとまることを教えてくれました。

そんなんあるならもうちょっと進めたやんけと思ったんですがまあキリいいんでここで帰ります。

あと僕がコンビニ行こうとしたのに気づいてチャリ貸してくれたり。

今回のお遍路で民宿の良さに気づきましたね。

ホテルより旅してる感と人情を感じて良い。

そんなこんなで翌朝梅本さんとお別れ。

たった3日間一緒にいただけですが、めちゃめちゃ寂しいです。

連絡先も交換しました。

今回のお遍路を通じて

だいたい四分の一ほどお遍路をまわって色々ありました。

色々感じました。

めんどくさいのでそのうち書きます。

書かないかもしれない。

今日の一句

一歩二歩 杖が遍路へじ打つ 四分音符

おまけ

宿に着いたとき撮った記念写真

うぇるちまん(左)と梅本さん(

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