お世話になっております
大阪公立大学工業高等専門学校 都市環境コース所属の ちょ です
今回は、明日の【建設施工】のテストに【絶対に】出題されるクレーンの種類を解説していきたいと思います
試験問題流出というのはジョークですが、この問題は絶対に出るとよそうされるので、事実上の試験問題流出といっても過言ではないでしょう
ラフタークレーン(ラフテレーンクレーン)
前にクレーンがチュイーーーンって伸びてます
運転席は1つに統合されており、車両走行もクレーンの操作も同じ運転席で行います。
公道を運転するには大型特殊自動車免許が必要です。
トラッククレーン
こっちもチュイーーンってなってますが、最大の特徴は運転席が2つあることです。トラックの運転とクレーンの操作をそれぞれ別の運転席で行います。
詳しくは知りませんが、素人目に見ても絶対に1つにまとめたほうが良いに決まってるので、ラフテレーンクレーンの下位互換でしょう。
覚え方は、「トラッククレーン」は トラック+クレーン の構成になっていると覚えましょう。
クローラクレーン
クローラクレーンも自走式のクレーンではありますが、クソでかいです。
自走式のクレーンとしてはいちばんデカいと思います。多分。
特徴として、クローラはタイアじゃなくてキャタピラーです。
公道走行はできません。
「タイヤ」じゃなくて「タイア」
タワークレーン
うめきた広場のあそこにあるやつです。
ビルの建設とかで使います。
オレンジ色が多い印象ですが、別の色のもあるんでしょうか?
ビル建設時に屋上にたてたタワークレーンは工事完了後、クレーン解体用の小さいクレーンを立てて解体し、最終的に手で運べるサイズにしてエレベーターで降ろします
レッカー形トラッククレーン
レッカーが主目的のクレーンです。建設の現場というよりも、故障車や事故車の運搬用と考えたほうが良いでしょう。
アウトリガーの出てる場所はクレーンの付け根とほぼ同じ位置。タイアで支えると不安定で揺れてしまうので、それを防ぐためにアウトリガーでタイアを浮かせてガッチリ地面に固定しています
ゴライアスクレーン
海の近くとか、ふ頭にある固定式のクレーンです
横移動しかできませんが、吊り上げ能力は非常に高いです。
ラーメン構造のようで、片方はヒンジです
コンテナクレーン(ガントリークレーン)
これも海にある、固定式のキリンです
コンテナの輸出に使います
ハンマーヘッドクレーン
横浜にあるイギリス製の超大型のクレーン
明日のテストには、「日本で現存する最古といわれているこのクレーンはどこにあるか」という問題が出ます。
答えは【横浜】です
覚えておきましょう
神奈川県はるるかの出身地
現役か保存かクイズ
今も現役で使われているのは【長崎】と【佐世保】
世界遺産に登録され保存展示されているのは【横浜】
コメント
ラーメン構造という名にお腹が空きました。
そうですか。
キャタピラーは、米国キャタピラー社の登録商標でそちらの方がメジャーな呼称となっていますが、正式にはクローラ(無限軌道)が正しい呼称かと思います。なお本来正しい呼称であるトラッククレーンも現場では商品名であるユニック車としか呼ばれてないですね。建設現場でも資材搬入を中心に大活躍します。またトラッククレーンは制限速度がラフタークレーンよりも有利な点が挙げられます。
キャタピラーは、米国キャタピラー社の登録商標でそちらの方がメジャーな呼称となっていますが、正式にはクローラ(無限軌道)が正しい呼称かと思います。なお本来正しい呼称であるトラッククレーンも現場では商品名であるユニック車としか呼ばれてないですね。建設現場でも資材搬入を中心に大活躍します。またトラッククレーンは制限速度がラフタークレーンよりも有利な点が挙げられます。